ローソンの株に投資すべきか

ローソンの株に投資すべきか

事業の状況

 

(1) ローソンの業績

 

当連結会計年度におきましては、2年目となる「1000日全員実行プロジェクト」をさらに前進、加速させ、次世代コンビニエンスストアモデルの構築を進めるとともに、事業活動を展開してまいりました。高齢化や核家族化などによる、マチ(地域)のニーズの変化や業界再編の動きなどもあり、コンビニエンスストア業界は大きな変化に直面しております。

 

当社は、この重要な節目に、小商圏型製造小売業としてのビジネスモデルを進化させ、従来にはないレベルに店舗生産性を高めることにより、引き続きお客さまの生活全般のニーズを満たす「マチの暮らしにとって、なくてはならない存在」を目指してまいります。

 

なお、2017年度内部統制基本方針に基づき、事業リスクへの対応にも注力してまいりました。今後ともより一層、内部統制の充実を図ってまいります。セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(国内コンビニエンスストア事業)

 

国内コンビニエンスストア事業につきましては、夕方から夜にかけての時間帯の品揃えの拡充を進めるほか、カウンターファストフードやおにぎり、弁当など主力商品の強化や、ブランパン*1やサラダといった健康に配慮した商品のリニューアルなどに取り組みました。

 

また、店舗スタッフが活用するタブレット型端末を全国のローソン店舗に導入し、カウンターファストフードの販売管理をよりスムーズにするなど、店舗の生産性向上に努めてまいりました。さらに、レジでのスピーディーな精算など、店舗における金銭管理の効率化を目的に、自動釣銭機能付きの新しいPOSレジ(販売時点情報管理レジ)の導入を順次進めております。

 

[店舗運営の状況]

 

店舗運営につきましては、引き続き3つの徹底
(@心のこもった接客Aマチのニーズに合った品揃えの徹底Bお店とマチをきれいにする)
の強化に努めてまいりました。また、既存店だけではなく新店においても、品揃えをより強化するとともに、店舗オペレーションや本部による加盟店支援の体制の整備などを、積極的に推進いたしました。

 

また10月には、次世代に向けたIT技術などの店舗での実用化を検証する「ローソンオープンイノベーションセンターラボ」を開設し、2018年春を目処に、首都圏の数店舗において、深夜時間帯の省人化に向け無人レジを活用する実験を開始する予定です。

 

今後も様々な技術を活用し「ローソン型次世代コンビニエンスストアモデル」の構築を推進してまいります。

 

[商品及びサービスの状況]

 

商品につきましては、日配食品や冷凍食品など、日常的に購入されるカテゴリーを中心とする「ローソンセレクト」や、サラダを含むデリカカテゴリーの品揃えを充実させました。

 

また、おにぎり、弁当などの定番商品では、おにぎりのオリジナルブランドの「おにぎり屋」を全面刷新したことにより売上は堅調に推移したほか、原料や製法を見直した「これが」シリーズの定番弁当や、積極的に野菜を摂っていただくことで健康志向を新たに提案する「もっと!野菜」シリーズ商品の販売が好評を博すなど、新しい取り組みが奏功しました。

 

デザートでは、こだわりの原料と製法を用いたGODIVA社との共同開発商品「Uchi Cafe SWEETS×GODIVA」シリーズを第5弾まで7商品を発売し、女性のお客さまを中心に、引き続き人気を集めております。

 

カウンターファストフードでは、より一層香ばしくおいしさをアップした「でか焼鳥」やボリュームをアップした「Lチキ」が、引き続き人気商品となっております。また、店内淹れたてコーヒー「マチカフェ」につきましては、ホットコーヒーの抽出時間を現在の約40秒から約25秒に短縮し、提供できるメニューの拡大などが可能になる新型抽出マシンの導入を進めております。

 

今後は約14,000店舗の新型抽出マシンの順次入れ替えを見込み、よりスピーディーに、よりおいしいコーヒーの提供を目指してまいります。

 

これらの商品強化のほかにサービスの強化も行っており、「ギフトカード」*2の取扱高は、引き続き堅調に推移しております。

 

販売促進施策につきましては、「ローソンセレクト」の冷蔵・冷凍食品やカウンターケース内の一部商品が10%引きになる「ローソン得市!」を開催し、お買い上げ点数の向上に努めました。また、エンタテイメント分野の強みを生かした「GENERATIONS from EXILE TRIBE」などの「スピードくじ」、SNSの活用など、効果の高い集客施策を展開しております。

 

(成城石井事業)
食にこだわる高品質スーパーマーケット「成城石井」の直営店舗数は、当期末現在で140店舗となったほか、売上についても好調に推移しました。また、9月に、スーパーマーケットと飲食を融合させた“グローサラント”型店舗を東京都調布市に初出店いたしました。成城石井のこだわりのある旬の商品を使用したメニューを提供する場として幅広い層のお客さまにご利用いただいております。

 

引き続き成城石井のブランド力や企業価値の向上に努めるとともに、同社が持つ商品開発力、製造小売業としてのノウハウ、販売手法などの強みを国内コンビニエンスストア事業の強化に繋げてまいります。これらの結果、成城石井事業の営業総収入は819億57百万円、セグメント利益は68億54百万円となりました。

 
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