時代を変える可能性を持つ成長企業群

バンダイナムコの株に投資すべきか?株主優待からチャート分析の全て

事業の状況

 

(1)経営方針

 

バンダイナムコグループは、「世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループ」をビジョンとして、エンターテインメントを通じた「夢・遊び・感動」を世界中の人々へ提供し続けることをミッションとしております。

 

中長期の将来においても、このミッション・ビジョンのもと、事業規模だけでなく商品・サービスのクオリティや面白さなどで期待される個性あふれる会社と社員の集合体として、世界中のファンから最も期待されるエンターテインメント企業グループを目指したいと考えております。

 

また、環境やユーザー嗜好の変化が激しい業界において安定的に収益をあげることができる基盤を強固なものとするとともに、グローバル市場において持続的な成長を続ける企業グループとなることを目指してまいります。

 

(2)経営戦略等

 

2015年4月〜2018年3月の前中期計画では、IPの世界観や特性を活かし、最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして提供することでIP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」をグループ最大の強みとしてより強固なものとし、グローバルでの展開を推進してきました。

 

前中期計画での成果と課題を踏まえ、2018年4月〜2021年3月の新中期計画ではIP軸戦略をさらに進化させグローバル市場での浸透・拡大を目指すとともに、今後成長の可能性が高い地域や事業での展開を強化します。IP軸戦略においては新規IP創出にドライブをかけるとともに、各地域でALLBANDAI NAMCOで一体となり地域軸で戦略を推進します。

 

また、世界のエンターテインメント市場における環境や顧客志向の変化、新たな競合の登場などを踏まえ、具体的な戦略推進にあたっては、従来のビジネスモデルや常識にこだわることなく、次のステージに向けあらゆる面で変化するグループとなることを目指します。

 

(1)経営成績等の状況の概要

 

@財政状態及び経営成績の状況

 

当連結会計年度における経済環境は、国内においては個人消費の回復や企業収益の改善などにより緩やかな回復傾向で推移したものの、経済全体の先行きについては不透明な状況が続きました。

 

海外においては、社会情勢の不透明感などが消費に影響を与えました。このような環境のなか、バンダイナムコグループは、2015年4月にスタートした3ヵ年の中期計画を推進しました。ビジョンである「NEXT STAGE挑戦・成長・進化」のもと、中長期的な成長に向けて、IPを最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして提供することでIP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」の強化に向け、新規IPの創出育成やターゲットの拡大、新たな事業の拡大などの施策を推進しました。

 

また、海外において展開するIPや事業領域及びエリアの拡大に取り組みました。当連結会計年度につきましては中期計画の重点施策を推進し、スマートフォン向けゲームアプリケーションなどのネットワークコンテンツや家庭用ゲームが国内外で好調に推移したほか、各事業の主力IP商品・サービスが好調に推移し、売上高及び営業利益とも、過去最高の業績を達成することが出来ました。

 

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高678,312百万円(前期比9.4%増)、営業利益75,024百万円(前期比18.6%増)、経常利益75,380百万円(前期比19.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益54,109百万円(前期比22.5%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの一部の区分を変更しており、前期比較においては、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

[トイホビー事業]

 

トイホビー事業につきましては、国内において「仮面ライダー」シリーズや「プリキュア」シリーズ、「ドラゴンボール」シリーズなどの定番IP商品の好調が継続したほか、「機動戦士ガンダム」シリーズの商品がプラモデルを中心に安定的に推移しました。また、大人層などに向けたターゲット拡大の取り組みを強化したほか、IPラインナップ拡充に取り組むなどIP軸戦略強化に向けた施策を実施しました。

 

海外においては、アジア地域において「機動戦士ガンダム」シリーズの商品や大人層向けのコレクション性の高い玩具などが人気となりました。欧米地域では、カード商品などハイターゲット商品の展開を推進しました。

 

この結果、トイホビー事業における売上高は222,417百万円(前期比2.0%増)、セグメント利益は14,476百万円(前期比8.6%増)となりました。

 

[ネットワークエンターテインメント事業]

 

ネットワークエンターテインメント事業につきましては、スマートフォン向けゲームアプリケーションなどのネットワークコンテンツにおいて、ワールドワイド展開している「ドラゴンボールZドッカンバトル」や「ワンピーストレジャークルーズ」、国内の「アイドルマスター」シリーズなどの主力タイトルの好調が継続し収益に貢献しました。
家庭用ゲームにおいては、欧米地域を中心に新作タイトル「TEKKEN(鉄拳)7」や「DRAGONBALLFighterZ(ドラゴンボールファイターズ)」が人気となったほか、既存タイトルのリピート販売が好調に推移しました。

 

アミューズメントビジネスでは、アミューズメント施設の国内既存店が順調に推移したほか、新技術を融合した新たな取り組みとしてVR(VirtualReality:仮想現実)を活用した機器開発や施設の出店を積極的に推進しました。この結果、ネットワークエンターテインメント事業における売上高は405,986百万円(前期比14.2%増)、セグメント利益は52,374百万円(前期比24.6%増)となりました。

 

[映像音楽プロデュース事業]

 

映像音楽プロデュース事業につきましては、「機動戦士ガンダム」シリーズや「ラブライブ!」シリーズ、「ガールズ&パンツァー」シリーズなどの主力IPの既存作品及び新作に関連した映像や商品展開を行い人気となりました。

 

また、「ラブライブ!」シリーズなどの作品に関連したライセンス収入などが収益に貢献しましたが、事業全体では主力商品の発売タイミングなどの違いにより、前期の業績を下回りました。この結果、映像音楽プロデュース事業における売上高は56,058百万円(前期比0.4%減)、セグメント利益は12,508百万円(前期比6.9%減)となりました。

 
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