安定の大手企業群

オリエンタルランドの株に投資すべきか?株主優待からチャート分析の全て

事業の状況

 

【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 

(1)会社の経営の基本方針

 

オリエンタルランドグループは、「自由でみずみずしい発想を原動力にすばらしい夢と感動ひととしての喜びそしてやすらぎを提供する」という企業使命のもと、日本国民はもとより、アジアを中心とする海外の人々からも広く愛され、親しまれる企業であり続けること、そしてあらゆるステークホルダーから信頼と共感を集め、その成果であるキャッシュ・フローの最大化を達成することで、長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

 

オリエンタルランドグループのコア事業である東京ディズニーリゾートにおいては、東京ベイエリアの中心的な役割を担うだけでなく、親しみある空間を提供することで、50年先、100年先もハピネスを届け続けることを目指してまいります。

 

(2)経営環境

 

当期におけるわが国経済は、海外景気の下振れリスクがあるなか、雇用・所得環境の改善傾向により緩やかに回復しており、個人消費にも持ち直しの動きが見られました。

 

今後のレジャー市場を取り巻く環境は、国の観光客誘致政策や東京オリンピック開催などによる訪日外国人旅行者数の増加などが想定されております。一方で、将来的には国内若年層人口の減少、労働人口の減少なども想定されております。

 

このような状況の中、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの入園者数は平成25年度から5年連続で3,000万人を上回る集客を達成しました。オリエンタルランドグループは、入園者数レベルが想定よりも早いペースで高まりを見せていることを受け、当初掲げた「高い満足度を伴った入園者数を恒常的に3,000万人レベルとする」という目標の達成を平成32年度へと前倒して実現することといたしました。

 

ゲスト満足度の向上に向けては、新規アトラクションやエンターテイメント、スペシャルイベントなどへの継続的な投資はもちろんのこと、暑さ・寒さに対する環境改善、レストランの環境改善、ゲストの待ち時間を削減する取組みなど、ハード・ソフト両面でさまざまな取組みを行ってまいりました。

 

しかしながら、季節や曜日によっては課題の残る日があることは事実であり、年間を通じてより高い水準の満足度を実現することが、更なる成長を目指す上で最も重要な取組みの一つと認識しております。

 

(3)中長期的な経営戦略

 

(2020中期経営計画)
オリエンタルランドグループは、平成29年4月に、平成29年度から平成32年度までの新たな中期経営計画を策定いたしました。オリエンタルランドでは、当中期経営計画期間を、平成33年度以降の更なる成長に向けての重要な期間と位置付け、コア事業である東京ディズニーリゾートのより一層の進化に向け、長期持続的なテーマパークの成長のための事業基盤を形成してまいります。

 

東京ディズニーリゾートにおいては、引き続き国内ゲストを両テーマパークの重要なターゲットとして捉えており、高い満足度を伴ったパーク体験を提供できる「新鮮さと快適さを兼ね備えたテーマパーク」を目指し、テーマパークの集客力と収益力を向上させるとともに、事業基盤の形成に取り組んでまいります。

 

「より高い満足度を伴ったパーク体験の提供」を目指していく中でも、最終年度である平成32年度には「入園者数過去最高」、「営業キャッシュ・フロー過去最高」とすることを目標とし、着実な成長を遂げてまいります。

 

@新鮮さを提供するハードの強化
2パーク開園以来最大規模となる東京ディズニーランドの大規模開発をはじめ、幅広い世代が一緒になって楽しむことのできる魅力的なエリアやアトラクションを両テーマパークに導入いたします。

 

また、複数のアトラクションのリニューアルも実施いたしました。東京ディズニーリゾート35周年イベントでは、新規デイパレード「ドリーミング・アップ!」がスタートしたことに加え、キャッスルプロジェクションに新たな効果を用いた新規ナイトタイムスペクタキュラー「Celebrate Tokyo Disneyland」の導入を予定しているなど、魅力あふれる新たなエンターテイメントを実施してまいります。

 

さらに、季節ごとのスペシャルイベントや、魅力的な商品、飲食の開発も実行し、引き続きゲストの満足度を高める新鮮さを提供してまいります

 

A快適さを提供するハードの強化

 

東京ディズニーランド大規模開発では、大型アトラクションなどの導入によりアトラクション体験人数の増加を実現するほか、全天候型のライブエンターテイメントシアター、屋内レストランの導入などにより、ゲストの快適なパーク体験を実現してまいります。

 

また、東京ディズニーシー「ソアリン(仮称)」の導入により、アトラクション体験人数の純増及びパーク内のゲストの滞留バランスの改善による混雑感の緩和を目指してまいります。

 

このほか、モバイルを活用したショッピングやパーク内外でさまざまなサービスが利用できる「東京ディズニーリゾート・アプリ」の導入を予定しているだけでなく、既存レストランのリニューアルなどにより座席数の増加や食事の待ち時間を減らす取組み、サービス施設のリニューアル・増設、ゲストの利便性の向上につながる
仕組みづくりを検討してまいります。

 

加えて、国内ゲストのみならず海外ゲストも快適に過ごせるテーマパークを目指し、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト、パークチケット及び東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ購入サイトの多言語化の拡充、パーク内でキャストが使用する外国語対応の案内ツールの拡充など、海外ゲストの受入体制の整備に向けた取組みを実施してまいります。

 

Bソフト(人財力)の強化

 

新規研修プログラムの導入などにより、東京ディズニーリゾートならではのホスピタリティを追求していくほか、キャストが働くことを通して成長を実感し、安心して楽しく働き続けることができるよう、人事制度や職場環境の更なる改善、褒賞制度及びコミュニケーション施策の拡充、多様な働き方を支援する「キャリア支援施策」の拡充などを推進してまいります。

 

加えて、テーマパーク部門の社員を中心に育成の強化や働く環境の整備を行うなど、社員に対しても成長を支援し、ソフト(人財力)を強化してまいります。これらの取組みにより、ゲストに楽しい時間をお過ごしいただくための「ホスピタリティの更なる向上」及び、より快適にお過ごしいただくための「オペレーションの更なる改善」を実現してまいります。

 

一方で、オリエンタルランドが東京ディズニーランド大規模開発の新規エリア、新規施設をオープンし、事業の拡大を図る平成32年度に向けては、外部環境においても、労働人口の減少や東京オリンピックの開催などにより人材需要が高まっていくことが想定されます。それに対し、ITの活用や運営方法の見直しなどを検討し、ゲストの利便性を前提としたテーマパーク運営におけるオペレーション業務の改善を行ってまいります。

 

C財務

 

創出された営業キャッシュ・フローを、次の成長投資に充当してまいります。この結果、更なるキャッシュ・フローを創出し、長期持続的に企業価値を向上させるとともに、株主還元の充実も図ってまいります。

 
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